店舗経営はコンテストではない

小林です、


毎年1月になると思い出すこと。


飲食店の12月は繁忙期です。


12月の忙しさでは感じなかったことが
年が明けると感じるようになります。


昨年まで元気に営業していた筈なのに
年をまたいで1月になると。。。


いきなりお店が無くなっている。


私は残念で仕方がありません。


お店って開業するとき。


知人や友人、以前のお客さんなど
なるべく多くの方に声がけをして
開店を祝ってもらうことが多いです。


最近はサイレントオープン
と言ってヒッソリと開店するお店もありますが


店舗ビジネスは初速が大事なのは
誰よりもあなたがわかっていると思います。


そして開店した時とは裏腹に
閉店するお店は誰にも気づかれずに
ヒッソリと閉店します。


私の友人で中村さんという方が
私のお店の近くでお店をやっていました。


同業ということもあり
仲良くさせていただいたんですが、、、


いつもは気軽に夜飲みに誘うと
「いいね〜行こうよ!」
と答えていたんですが


その時ばかりは暗い声をしています。


私は心配になり
「どうしたんだよ。何かあったの?」


「もしかしてスタッフに逃げられた?苦笑」


そんな会話をしたのですが
彼は上の空。


酒の飲み過ぎなのかも
と思ってそのままにしていました。


彼とはそのくらい近い関係だったんです。


近い関係だからウチのお客さんも
彼のお店には紹介をするし


彼もウチのお店にお客さんを紹介をしてくれる。


今でいう
「持ちつ持たれつ」
の関係だったんです。


そのおかげもあり
私のお店も客足が途絶えることもなく
お店を営業してこれました。


忘れもしない2年前の12月。


私のお店は12月は特に忙しく
前年の売上を軽く超える勢いでした。


今までの集客の種がやっと芽が出てきた
そんな時です。


そして新年になり
中村さんに連絡を取り
一緒に新年を祝おうと思って
電話をしました。


プープープー


何回かけ直しても
電話が繋がらないんです。


おかしいな
と思い。


今度は店の方に電話。


プルプルプル、、プープープー!!


電話が切れてしまいました。


店に行ってみると。。。


驚きました。


店の入り口の窓ガラスに


大きく
「貸し物件」
の張り紙が貼ったあったんです。


私は愕然としました。


あんなに切磋琢磨できる友人がいて
私自身どんなに励まされたか分かりません。


経営がヤバイんならヤバイと言って欲しかった。


もしかしたら力になれたかもしれないのに、、、


心の底から後悔をしました。


それから毎年1月の半ばあたりになると
思い出します。


そして今年も似たような事がありました。


新年になり、友人が店長をしている店を
訪れたんです。


張り紙が貼ってありました。


貸し物件
って、、、


その友人は雇われで経営者でないですが
仕事を失ったんです。


その友人とはまだ連絡がつかないでいます。


「元気で頑張って欲しい。」
と心から願っています。。。


知ってますか?


日本全国で飲食店が開業する数よりも
廃業する数の方が多い事を。


都市部では次から次とお店が閉店。


閉店した場所に新しいお店がドンドン
生まれていきます。


なんですが、、、
今年は都市部でも空き物件が
目立つようになってきています。


そのくらい店舗間の競争が激しくなっています。


私たちがそんな中生き残っていくためには
料理など商品だけでの差別化は難しくなっています。


残念ながら閉店してしまったお店ですが
決して味が悪かったからダメだったわけではありません。


ボタンの掛け違いが原因の場合が多いんです。


ボタンをキチンとかけて経営したい方