小林です、


産地偽証の重さ

ここのところお客さんから
「この野菜はどこからですか?
「この魚はどこから来ましたか?」
と・・・

どこから食材が入っているのかを
気にするお客さんが増えてきました。

特に都内はこれからオリンピックが
開催されるので多くの観光客が
ドーッと日本に押し寄せてきます。

実は日本人の方がグルメだ!
と言っていますが食のことに対して
人任せなんです。

海外の人たちは
「自分の口に入れる食べ物」には
かなり気を使います。

そしてアレルギーや食べ合わせなど
を気にするため必ず質問をされます。

この事実を知らない人
からしてみると
「えーそうなの!」と
感じるでしょう。

紛れもない実実なんです。

なのでお客さんが原産地を
気にするのはなんら不思議
ではないのです。

最近増えましたが産地の野菜などを
仕入れてメニューに入れている
お店が多いです。

地域や地元に貢献をするのは
とてもいいことだと思います。

しかし、問題があります。



それは今やどこのお店の
同じようなことをやっていて
産地をしっかり明記しても
差別化になりづらいからです。

大手も産地で直接契約をして
独自の輸送網を作り上げ
日本全国に配送する仕組みを
作り上げている会社もあります。

そんな中、私たち中小個人店も
「産地直送」や「地産地消」を
掲げて集客をしていかなければ
生き残れなくなっています。



お客さんに
「この野菜どこで取れたんですか?」
と聞かれて

「2軒先のコンビニで
売っていました。」
とは言えないと思います。

もうそこまでお客さんは産地を
気にしています。

しかし、私たち飲食店としては
産地直送を掲げて大手と張り合う
にはあまりにも分が悪いです。

大手の資本力、流通網、人材力
どれを取っても敵わないからです。

裏で取れた新鮮な野菜をウリにして
頑張って連日満席にしても..

裏の畑の野菜はすぐになくなり
結局その辺の農家さんにお願いして
譲ってもらったり..となります。

産地直送や地産地消は
よく考えてから取り組まないと
お客さんからの信用をなくしかねません。

覚えていますか?

以前、テレビの前で大きく謝罪をした
ホテルがありました。

メニューの海老表記が違っていた件です。

たかが海老?と思いますが



お客さんにとっては高いお金を
取られて安い海老を使われていた
「メニューと違うじゃないか!」
という怒りが出た形です。

あれからホテル側は賠償金などを払い、
信用回復にかなりの時間と
お金を費やしています。

そのくらいお客さんは敏感です。

なので私たちは産地や材料名を
メニューに書くときは
かなり気をつけなければいけません。

ということは・・・ですよ



かなり知名度の高い食材を使えば
お客さんは納得してお金を
支払ってくれるということにもなります。



高い食材を使えば
結果的に高単価になってしまいます。

しかしどうやって宣伝していいのか
分からないという店主が多いことも
事実です。

あなたのお店が産地直送など
地元産の食材を使って
高単価メニューを
考えているのなら
大変勉強になります。


これから益々日本国内産の食材に
目を向けられていきます。

そして日本の食材を外国に
高値での輸出も本格化しています。

青森県産のりんご

国内では1個1400円で
売られていますが
日本では正直売れません。

そこで輸出してみると・・
中国では今飛ぶように
売れているようです。

それだけ日本だけの食材ではなく
世界基準レベルで安心安全の食べ物を
探す時代になっています。

あなたは高くてもいいものを食べたい
お客さんと

安くて誰が作ったかわからない食材を
使い文句を言い続けるお客さん

どちらを相手に今後商売をしたいですか?

広告費をドブに捨てないで済む方法